能登が「発酵王国」という呼び名を持っていることはご存じでしたか?
能登には多様な地形が生み出すおいしい食材と、それを活かす技術があります。
今回は、そのほんの一部をご紹介します。
・かぶら寿し(「寿し」と名前がつきますが、一般的なお寿司(酢飯を使うもの)とは異なり、漬物に近い「なれずし」の一種。塩漬けにしたカブと鰤を糀で発酵させる)

・いしり・いしる(日本三大魚醤の一つ)

・どぶろく(どぶろくは、日本酒の原型とも言える、米と米麹と水のみを原料として造られる、白く濁ったお酒)

・巻き鰤(寒ブリの豊漁に沸いた能登地方(特に輪島市)を中心に古くから伝わる、ブリを最も長期保存するための加工食品)

・こんかいわし(イワシを糠と塩でじっくり漬け込み、熟成させた伝統的な発酵食品)

年末年始に備えて用意された方も多いかもしれません。
能登・北陸ならではの発酵食、時期になると地元のスーパーに並ぶこともあります。
まだ食べたことがない方は、ぜひ一度そのおいしさを味わってみてください。
本情報は2025年1月3日現在です。
