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能登半島地震による海面隆起の状況を知る「輪島市黒島地区」

能登半島地震において海面隆起が発生したとニュースで見聞きされた方も多いのではないでしょうか。

さまざまな研究チームが実際にはどれくらいの隆起があったのかなど調査を進めていますが、調査報告によると最大で5メートル以上の隆起が観測される地域もあるそうです。

そんな海岸隆起の状況を見ることができる場所の1つ輪島市黒島地区。

2009年に国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された黒瓦が美しい街並みも、約4割の家屋が半壊以上の被害にあったそうです。その黒島地区の目の前に広がる海岸も大きく隆起しました。

国道249号線沿いの状況

■能登半島地震前

能登半島地震後

海岸線がずっと後ろまで下がっているのがわかります。

黒島地区から望む海岸

能登半島地震前

能登半島地震後

美しい黒瓦が広がっている地域ですが、地震によって多くの瓦が壊れてしまっている状況もわかります。そして地震前には手前に海岸はありませんでしたが、地震後には砂浜の海岸が広がるほど海岸線が下がっていることがよくわかります。

能登半島地震によって発生した海面隆起の状況を見て、どれだけの被害があったのか、知ることも大切な学びの一つではないかと考えます。

本情報は2024年11月14日現在です。

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