
穴水町にある能登中居地区は、かつて鋳物で栄えた場所。ここには、9つの寺院や神社を繋ぐ山道を縫うように続く約1時間ほどで楽しめる石畳の道の散策コースがあり、「さとりの道」と呼ばれています。
いくつか登り口はありますが、今回は若宮社の横から登ってみました。

道は綺麗に舗装されていまずが、段差などは多数あるので気をつけて進んでください。石畳がとても素敵な「さとりの道」は、第5回いしかわ景観大賞を受賞した場所でもあります。

明王院の前には、まっすぐさとりの道が通っています。この明王院前の沿道には紫陽花の木が多数あり、季節になると美しい紫陽花が咲き誇ります。

道が複雑かと不安な方もいらっしゃるかもしれませんが、途中には散策案内が設置されているので安心して歩くことができます。




一乗院を出て、坂を登ると墓石群があります。


深緑色の絨毯を歩いているようなさとりの道は美しいですね。
今回散策した時期は2月でした。その為草木の緑はあまり見えなかったのですが、紫陽花やヒガンバナ、そして木々の緑が美しい四季折々の姿もまた美しいですよ。約1時間ほどの散策で周ることができる「さとりの道」にぜひ足を運んでみてください。
下記はさとりの道に立ち並ぶ寺院一覧です。
地福院(じふくいん)
明王院(みょうおういん)
一乗院(いちじょういん)
神杉伊豆牟比咩神社(かみすぎいずむひめじんじゃ)
日吉神社(ひよしじんじゃ)
月光院
医王院(いおういん)
仙慶寺(せんけいじ)
大龍寺(だいりゅうじ)
本情報は2024年11月10日現在です。